
2017年8月末に話題となった建設作業員の「週給2日制」について、国土交通省のサイトに「建設工事における適正な工期設定等のためのガイドラインについて」として掲載されています。
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000156.html
建設業の関係者と話をすると「そんなことは現実には無理」という声が圧倒的に聞こえてきます。
しかし、「そんなことは現実には無理」と言っていた、社会保険の加入問題では、公共事業から始まり、徐々にゼネコン系工事でも管理が強化されてきました。民間の小規模工事以外は、大きな網がかけられました。
また、建設業ではありませんが広告関係などでは「そんなことは現実には無理」と言っていた長時間労働問題も「電通問題」から様相が一変し、相当な外圧のものとで改善努力が求められてきました。
・外圧から攻められて、仕方無く後追いで対処するのか、自らの考えを持って主体的に対応をするのか?
・社員の目から、「ようやくか・・・・」となるか、「さすが、先んじている」となるか、
・改善に費やす努力が、後追いの「徒労感」となるか、パイオニアの「達成感」となるか。
この開きは大きいものがあります。